自分を満たし、自分が満ちる。~Selfill~

「私」という一人の人間を自分らしく生きることを追求し、"want"を信頼してそれだけを選び続けていったらどうなるの?という実験中の日々の気付きと発見のブログ

委ねる、を見た、台風24号。

10月1日。

年度でいうと下半期。

 

秋分の日を過ぎて、

太陽が出ている時間より夜が長くなり、

季節も移り変わる。

 

昨夜から台風24号の暴風雨で

おおいに荒れた東京。

 

いや、東京だけでなく、日本全体。

 

記憶にある限り、

大人になってこんなにすごい台風は

初めて!というくらいの風と雨だった。

 

 

急激に強くなる雨と風の様子を、

窓越しに眺めていたけれど、

 

その様子から目が離せなくなってしまい、

ただ雨と風が吹き荒れる様子を

飽きもせずにずーっと見て。

 

パワフル。

本当に。

 

木々たちは、

その雨と風に身を委ね、

でもその場からは動くことなく、

 

ただただ、嵐が過ぎ去るのを、

ただただ、身を委ねているその様子に、

 

まさに、畏怖の念を抱いた。

そんな時間でした。

 

 

委ねるということは、

 

自分にとって都合のいいことも、

そうでないことも、

目の前に起こる出来事や、

自分の内側から湧いてくることすべて、

 

そのまま受け取るということで。

 

 

まさに私のテーマであることのひとつでもあり、

それそのままを見せてくれている光景に、

釘付けになったのかも、しれない。

 

 

今朝は交通機関が乱れていて、

仕事の予定が大幅に変更となったため、

台風一過の空を味わいたくて近所の都立公園へ。

 

f:id:selfill:20181001163535j:plain

f:id:selfill:20181001163543j:plain

 

たくさんの木が折れたり倒れたりしていたけれど、

これも自然の摂理なんだろうなと。

 

少々痛々しい光景ではあるけれど、

こうしてまた新たな流れを生み出していくんだろうなと。

 

 

なかなか目にすることのない、

あらわになった木の根と地中の様子を見て、

 

みんな繋がっているから

 

と、何だかそんなことを感じて、

ホッとした気持ちにもなった。

 

 

目に見える部分が倒れたとしても、

根っこでは必ず繋がっている。

 

目に見える部分がなくなったとしても、

またそこから新たな命が育まれていくし、

それだけの生命力が地中深くまで根を張っている。

 

 

今あるものがいったんなくなることは、

新たなものを生み出すために

必要なプロセスなのかもしれないね。

 

 

そう感じられると、

終わりが始まりでもあり、

それもまた心弾むな~と。

 

秋晴れの空を眺めながら感じたひととき。